♪想いのカケラ

北の大地よりもりたごうクンを思う主婦の日記

舞台(ネタバレあり)

台風が来ては去りを繰り返す中、奇蹟的?とでも言うのか無事8月22日観劇してまいりました。

気の利いた感想も言えないけれど、自分への備忘録と言うことで想いのまま載せておきます。
ネタバレありとなりますので、ご注意を

『ビニールの城』8月22日14時〜(席A列) 19時〜(席M列)
私に語彙力とかあったら色々語られるのでしょうが、言葉が見つかりません。
内容は2回観て、なんとなく理解したつもりですが、台詞の中に出てくる言葉は確かに解らないのもあって??ってところも多々あるのですが、台詞がキラキラして感じたり、韻を踏んでいたり、言葉遊び風だったりで、そんな所は楽しめました。
朝顔(剛クン)とモモ(りえさん)、朝顔と夕一(良々さん)、それぞれで交わされるやりとりが切なくもあり、楽しくもあり、狂気でもあり…
雑誌のインタビューでも言っていたように、全部理解するのは難しいけれど、何かを感じれば…という意味が理解出来た気がします。
最後は、本当にセツナクテ、セツナクテ…
3人ともセツナイのですが、やはり朝顔とモモが切なすぎます…
同性だからかモモに感情移入する方が多くなっちゃったかな…
3人とも怖い位にピュアで、一途…だからこそ狂気すら感じるんでしょうね…
ピュアと狂気は背中合わせ
今回もそんなことを想っておりました。





ストーリー以外で一番感じたことは
剛クンとりえさんが似ている…ということ
最初、キャストを知った時は“やっぱり剛クンと共演する人は年上の方なんだな〜同年代は無しなのかな〜”と思っていたのですが、ビニ本の女性と知ってそれならりえさんが合ってるんだな〜位にしか思っていなかったのですが、観終って思ったのは剛クンとりえさんが似ているという事を蜷川さんは感じていたのだろうし、その2人だからこのセツナク儚い物語をとり美しくしたのだろうと感じました。
2人とも、いくつになっても少年性(少女性)が失われることなくて、透明で、なのにふとした時に深い影を落とし、ガラス細工のような繊細さを感じさせるのに、どこか芯がしっかりした凛とした強さを持ち合わせ、折れそうなほどの華奢な身体なのに肉感的で何より色気をにおわす。
捕まえられそうで、でもするりと手から逃げ出していくような、そんな危うさを感じる。
そんな2人が演じたからこそ、よりセツナク儚く美しい舞台だったのではないかな…

剛クン、今回も長台詞もありましたが、噛むことなく凄かったです(19時〜のはちょっと疲れてるのかな…と思う所もあったけれど)
小さな声でもハッキリと聞こえるし、どんどん進化している
舞台人ですね!!!
改めて思いました。
腹話術も上手でしたよ!
三体の人形をそれぞれ違う声出してました。
そして、今回ビックリしたのは、“歌う”ということです^_^;
歌い始めた時はちょっとドキドキしたのですが(失礼^^;)V6として歌っているときと声が違っていて、あそこまでは甘くないのですが、とても良かったです、味わいがあった(^.^)
りえさんも、同じように歌うのですが、これもまた若かりし頃のアイドルの時とは全然違って(これまた失礼^^;)聞き惚れました。
とーっても良かった♪
今も耳に残ってはいるんだけれど、最後の方がぼんやり…
また聴きたい

今回の舞台は浅い池?があって剛クンもりえさんも、何度も濡れるんです。
剛クンなんてわりと最初の方で思いっ切りずぶ濡れ…
そのまま演技している訳なので、かなり、身体冷えると思います。
それも何度も濡れるし、剛クンは水槽に飛び込んじゃうし……
これだもの、声も枯れるし、体力も消耗しますわ…
剛クン、身体鍛えてるって言ってたからまた胸板厚くなっちゃったのかな〜と思っていたら、身体もすっきりペラペラで顔なんて頬がこけていました…
りえさんもとにかく細くて細くて、よくこんなハードな事出来るなあ…ってもう言葉が出ません
それを、この日は2回公演…
剛クン、りえさんを始め皆さん、凄いな…って改めて思いました。




今回ね、個人的に何に驚いたかと言うと、席です。
初見での席が前から2列目で…
席に着くとビニールが置いてありまして……。
舞台までも1メートルも離れてないんじゃないか…とにかく近い。
水しぶきがかかってくるとのことで、それの防御のためのビニールで、2列目までの席に置いてありました。
舞台上には下から天井までって位の大きな棚に人形がたくさん乱雑においてあってさすがに、それだけでも不気味なカンジ…
時折視線も感じるような……
開演する前から、既に異様な世界に入り込んでしまった気分
(後からその中に人もいたことを知るのですが、ずーーーーっと動かずにいたわけですよね、凄すぎる!!)
そしてこんなに舞台に近くて、ど、ど、どうしよう…とよく解らない緊張に震えていると、風鈴??の音がどんどん大きくなる
すると、下手側の客席の扉から人影が…2人
最前列の前の通路を歩いてくる
剛クンだ…
最前列の人の前を歩いていく剛クンだ…
近すぎてどこを見ていいのか解らない
2人は舞台に上がり物語は始まっている
私はそれでも近くて驚き過ぎて…物語から取り残されそうで慌てて自分を落ち着かせて、なんとか舞台に集中、集中^_^;
こんな感じで始まったもので、もうずーっとドキドキが止まりませんでした。
目の前の池でずぶ濡れになりながら、すぐそこで歌う剛クンがいまして…
ほんと、どこ見ていいのやら…
お顔は小さく、大きなお目眼がとにかくキラキラしているかと思うと、影を落とした眼になったり本当に細かい所まで肉眼でみえました。
手の血管は写真で見るよりごつごつしているし、足も腰も細くて、シルエットはやはり森田剛を感じずにはいられませんでした。
りえさんも、本当に細くてお綺麗で、可愛くて…膝の辺りには生傷がいくつもあって…
舞台の後半は胸元の開いたドレスを着ていてその細い身体でそんな美しい胸は反則ですよーと言いたいくらい綺麗で思わず見とれてしまいました^^;

個人的に一番、どきっとしたのは…
やはり、内容と言うよりは、剛クンの仕草^^;
やっぱり、わたし、舞台観るの向いてないんじゃない?!?!
向いてないわ!!!
だって、内容より、森田剛だった瞬間にドキッとしちゃったもの(反省)
朝顔がモモの口に手を入れ吐かせる…というシーンがあって、そのあと、モモの口元を手で拭ったんですけれど、
その手が、その手が、その仕草が、色っぽすぎた………
はぁ〜ダメだよあれは^^;


こんな見方しか出来ない自分が情けないけれど、でも、物語はセツナクテ儚くて…
勿論観て良かった!って思いました
29日の千秋楽まで、無事に走り続けます様、そして、全て終わって蜷川さんにご報告が出来ます様、北の大地から祈っています。


昼と夜公演の間で、久しぶりにはてなのブロガー様達と剛愛会?!
昼公演のチケットを取ってくれたのが、Y様で、Y様の席運のおかげで今回このような良席で見ることが出来ました。有難うございます。
K様はコクーンへの行き方なども教えてくれて、おかげであの台風の大雨のさなか雨に当たらずに迷うことなく劇場に行けました。有難うございます。
そしてS様とは今回初めてお目にかかれたのですが、いつも熱量のあるブログ書かれていらっしゃるし、ご本人もバイタリティ溢れる行動されているのを拝見していましたが、とても華奢でまたお優しくて…
はてなの皆様…というか剛様ファン、V6ファンは皆様、優しくて素敵な方々ばかり!!!
とても楽しく有意義な時間を過ごせました。
ありがとうございましたm(__)m


帰ってきてパンフレット見て、改めて“蜷川さんの演出だったらどうだったのかな〜”という思いが強くなってしまった。
そして剛クンの1枚の写真…
久々にこんな眼を見たな…ってドキッとした
なんだろ、この懐かしいカンジ…このドキッ
最近はさ、優しい眼が多いでしょ?!
今もなおこんな眼出来るんだ…って正直思った
そして、3人の対談
りえさんの「剛ちゃん」
そうなんだ…「剛ちゃん」って呼んでるんだ
なんか新鮮
最後は「剛君」になっていたけれど、
今はどっちで呼ばれてるのかな…
カーテンコールでの2人が微笑ましかったのを思い出した

なぜだか解らないけれど、涙出た











ここからは個人的な滞在日記ですので、お気になさらず^_^;












宿は息子の所にしたので、2泊と決め、飛行機は舞台前日に取ったが、それが良かった…
当日はほぼ欠航したらしい…とあとから聞いて血の気が引いた(息子はテレビを見ないからいらないって言ったので、テレビ無いのでニュースも知らず)
同行者は娘
娘は横浜が初めてなので、半日で横浜をざっくり知ろう…とざっくりスケジュールを決めておいた
横浜駅では、「ラブセン」でお知り合いになれたNさんと少しだけご挨拶にお会いした
ゆっくり時間があれば良かったのだけれど、一瞬の為に出てきて頂いて申し訳なかったけれど、お会いできて嬉しかった(^.^)
思っていたように優しい笑顔の方でした〜有難うございました
中華街に行ったら、外は凄く暑かった…当たり前か^^;
焼き小龍包食べたり、タピオカミルクティ飲んだりしながらブラブラ歩く
元町にも行ってみる
お茶でもしようと思っていたら、目の前にコメダ珈琲シロノワール」の文字が
札幌には無いお店だし(後で調べたら白石区に北海道1号店があった^^;)と思って入ってみた
シロノワール」と娘は「ミルクセーキ」を頼んだ

ミルクセーキ」とても可愛いビンに入ってくるのね〜(^.^)
それから、山下公園に行って、みなとみらいまで「シーバス」に乗り、海側から横浜を見て

ランドマークタワームーミンカフェ行ってから


息子と5か月ぶりに再会
「痩せたよ…」と聞いていたので、正直逢うの怖かったけれど、あまり変わってなくてホッとした
息子のリクエストで串揚げのお店に行ってお腹いっぱい頂きました
息子の部屋に行くと……
そっかぁ〜そうだよね
料理は好きで色々やっているようだけれど、掃除はあまりしていない模様…
気になるけれど、この日は3時間しか睡眠取らず暑さと冷房に体力取られたし、舞台を万全な体調で観たいから寝ることにした

2日目は朝から台風で大雨に強い風
それでも、渋谷コクーンに向かうため、家を出る頃には少し弱まったカンジ
ほとんど雨に当たらず1日過ごせた

3日目、早めに起きて今日こそ掃除、お風呂場、台所…
そして娘が大学に行ってみたい!ということで2人キャンパスを歩く
森の中にあるような学校は蝉の声が響きわたっている
こんなに蝉の声聴いたの始めてだ^^;
ジリジリ夏の日差しとミーンミーンと聴いたことのないような音に、「ザ・夏」を感じる
次は東京蔵前に向かう
蔵前にある「カキモリ」というお店が目的
ここでは自分のオリジナルのノートが作れるらしい
紙が好きな娘が希望

表紙も中の紙も、留め具も全て何種類の中から選ぶとのこと
作成時間は10分ほどだけど、この日は混んでいて30分かかった
紙以外にも、ペンや万年筆など、書くものもたくさんあった
時間があったら、もっとゆっくりして、書きやすいペンとか吟味したいなぁ
娘がノートを選んでいる最中、息子と2人でお茶をした
なかなかゆっくり話す時間がなかったので、この時に様子などを聴くことができた
それから、歩いて浅草へ

神谷バー」行ってみたかったの、デンキブランは飲めなくても
調べたらこの日は定休日
でも、見るだけでも…と思い行ってみた
こんな解り易い所にあるのね…
今度はお店に入ってみたいな
浅草に来たおかげで、スカイツリーや雷門が見られて観光気分も味わえました

息子も「初めてスカイツリーみたよ〜」とちょっと嬉しそう
3人で羽田に向かい、私&娘はJAL,息子はANAで千歳へ…
ほぼほぼ最終便だったので、3日間フルに使ったなぁ…

今回は観劇&息子宅訪問になったので、正直舞台という夢の世界から現実に戻されたのが早すぎてもったいないというか、切なかったけれど
それでも、台風のさなか予定通り進んだこと、有難かった!
充分満喫した3日間だった!!
楽しかったーーー(^o^)丿
関わって頂いた方々、心配してメール等くれた方々、本当にありがとうございます